僕が若い方にセミナーイベントに来てほしい理由


先日、地元岡山のWeb系セミナー・勉強会イベントの「岡山WEBクリエイターズ」(通称:okaweb)にてちょっと嬉しいことがありまして、そのあたりはスタッフをされてます宗安さんのブログ記事「Webのセミナーに参加して最近思うこと。」をご覧になればいきなりドーンと写真が出てますのですぐわかると思います(笑)

その懇親会で熱(苦し)い挨拶をさせてもらったのですが、その内容に共感頂けた方もチラホラといらっしゃって、宗安さんに上記の記事を書いてもらったほか、偶然同じようなテーマでブログを書かれてた方もいらっしゃったりして、うんうんと頷きながらも、なにぶん言い出しっぺに近いので、「あれ?もしかしてこれは僕も何か書かないといけないのでは?」と思った次第です(笑)

また、Web関連セミナーイベントに若い方がなかなか来てくれないんだよねーという問題提起もしちゃいましたが、それって別に岡山だけに限ったことではなく、色んな地域で散見される悩みだと思ってるんですよね。来年は少しでも若い方が参加しやすい環境づくりを行えるように貢献したいな、と思いました。

で、今回は、僕がどうしてセミナー・勉強会に参加したり、時々登壇したりするのかという理由を踏まえて、考察してみようという次第です。

セミナー参加者として気を付けてること

まず、僕はセミナーに参加するときには、自分の今悩んでるところや改善したいところ、もっと知りたい事が盛り込まれているものに極力参加するように心がけてます。日程はもちろん、テーマ・内容・移動距離(経費)次第では残念ながら参加を断念することも多々あります。

参加した場合は、懇親会まで極力参加するようにしてます。ディープなお話も聞けたりするので。単純にそれが楽しいから、という理由もありますが根底には何か学んで帰るぞ、という気持ちが大きかったりします。

ただ、自分の中でセミナーへの参加者として、2点だけ気をつけてることがあります。

1点目「ただの常連」にならないということ。

特に聞きたい・学びたい・吸収したいテーマでもないのに、まるで定例会のようにただそこにいるだけ、のような参加はしたくないし、発表なさってる方にも失礼と思うんですよね。

もちろん主催者側としては、毎回参加してくれる嬉しい参加者さんなのですが、こういう属性の人の比率が増えると、いわゆる「内輪ノリ」がはびこるただの集まりになってしまうおそれがあります。内輪ノリというのは同時にマンネリ感、というものも発症しします。こうなるとコミュニティ的には下り坂になっていく気がします。

そのあたりは、Hishikawaさんのブログ記事「IT勉強会の内輪ノリは是か非か」が非常に参考になると思います。

2点目「アンケートをしっかり書く」こと

発表してくださった方への感謝と率直な感想を書いて、次のセミナーイベントをより参加したいと思うイベントにしてもらうために、僕は字はキタナイですけど結構書きます。氏名の欄は無くても思いっきり名前書いて出します。 これは、セミナーの主催者・スタッフさんはもちろん、発表してくださった方にとっては糧となります。なるはずです。

自身が発表する立場になると分かるのですが、このアンケートの結果を拝見するのが楽しみなんです。もちろん中には厳しいご指摘を頂く事もありますが、それがあるから次回は「もっとこうしてみよう」と改善できるわけです。

例えば、今回参加したけど、聴きたいテーマじゃなかったり、うまく聞き取れなかった場合は、ただ「0点!」「1点!」とか低得点を付けるだけじゃなく、なぜそう思ったのかを指摘します。ちなみに一番凹むのは白紙のアンケートだったりします。

つまり、自分が「いいな」と思えるセミナー・勉強会は存続してほしいですし、どんどん新しい参加者も増えてほしい。そういう気持ちを参加者一人ひとりがフィードバックすることで、今後のより良い運営を応援する、という意味合いでしょうか。

ま、これは僕が個人的に考えてる心構えなので、人それぞれだと思いますが。

なぜ、セミナーで発表(登壇)するのか

「なぜ登壇するのか」については一番最初に登壇してたころと、現在とは多少考えが違っています。最初の頃は、とにかく人前で話が出来る、緊張しないようになれるように、修行の意味合いが強かったです。(僕のことを知ってもらえる、という考えはなかったですね)

過去の自分の黒歴史

もともと、人見知りが激しくいわゆる「コミュ障」だった僕がまだ地元中堅SIerの新入社員だったころ、開発(SE)志望だったのですが、営業部の企画の部署に配属されました。その頃は本当に人前で話をするのが苦手で、社内向けに新事業の企画書を書いては発表し、というのを繰り返してました。

そんな僕の一番の失敗は、岡山で開かれた外国人留学生50人ほど集まっていたイベントの会場で、20分ほどスピーチをすることになり、見事に言葉に詰まって大失敗して場を凍り付かせてしまった事です。もしかしたら凍り付いてたのは自分(と上司)だけだったかもしれません。

しかも運が悪いことに(?)たまたま地元のローカルテレビ局の取材が来てて、その日の夕方にその映像がニュースで流れ、親戚から電話がかかって来たり、翌日に写真入りで新聞に掲載されたりと非常に恥ずかしい思いをしまして、今思い返してもつい叫んでしまいそうな経験をしました(笑)

わざわざ黒歴史を紹介してしまいましたが、それくらい人前で話をするのが苦手で、それを何とか克服したいと思いつつも、勤務先を転々とし現在(フリーランス)に至るわけですが、そんな僕でも、今では人前に出ても緊張はするのですが、程よい緊張感をもって話が出来る様になったのかな、と自画自賛しています。

今はいったい何の目的で登壇しているの?

岡山県内では、主にokawebで何度かオファーをいただいて発表しましたが、
僕はそれほど、岡山県外で登壇活動はしていません。
昨年は大阪で1回、今年は福井県で1回、大阪で1回。今週末(12/19)大阪でもう1回。これだけなんです。

以前は比較的テクニカルなことをお話することが殆どだったのですが、最近ではちょっと(というかかなり)飛び道具的な内容で発表してます。なぜかピーラー(調理器具)を紹介したりジーンズ製のiPadケースの開発秘話だったり。ただ、内容としては、現在自分の労働環境である「フリーランスとして・主夫として・父親として」の体験談を踏まえた上での仕事のやりかたの話をしてます。

※思えば、初めて大阪で登壇した時は「こいつ誰?」みたいな感じだったかと思うのですが、そんな中よく飛入り発表を決断してもらえたものです。本当に感謝していますm(_ _)m

その結果、参加者の方から色んな意見を聞けるのが楽しいんです。「我が家ではこうしてます」という話が聞けると、ホント嬉しいですね。今の僕としては、自分のお話した内容でどういう反応がもらえるか、と言うのが楽しみで発表しています。

結局は「楽しいから」なんです

「登壇って、いくら儲かるんですか?」と、つい先日、とある人に聞かれました。
これはしばしば頂く質問ですが、儲けなんてほぼないんです。
僕の本業としては、あくまでもWeb制作ですので、発表や登壇は趣味に近いものかもしれません。セミナー本編も、その後の懇親会も、楽しむためにやってます。

なので、呼んでいただけたらすごく嬉しいんですよね。
ちなみに、ヤマカワ来年は一つも登壇予定ないので、どなたか呼んでください(おぃw)

「若い方に来てほしい」と挨拶した本当の意味

さて、ようやく本題です(笑)
参加者・登壇者のどちらも、若い方の参加が減っているというのは、恐らくどのセミナー・コミュニティでも同じ悩みを抱えていると思われます。もしかするとWeb業界に限ったことではないのかもしれません。

僕は今年40歳になりましたが、実は一番最初にWeb系勉強会に参加したのが、5年前。
35歳です。三十路ボンバイエ真っ只中です。実はこの年、務めていた会社をめでたく(?)退職し、フリーランスとして独立したばかりでした。

それまで会社員として10年以上やってきましたが、一度も勉強会に行かなかったんです。全く興味すらなかった。それを後悔しても始まらないのですが、セミナーでお知り合いになった方で、その方が会社員の方ですと「おぉスゲぇ!」と思ったりするわけです。ホントスゴイと思うんですよ。会社員時代の僕とモチベーションが全然違うんだな、って。

僕も会社員時代当時からそんなモチベーション持っていたら、今頃もっと変わってたのかもな、と思うと、今まさに就職を控えた学生さんや、新入社員の方・入社二年目の若手の方が参加していくと、将来その子たちはもちろんの事、もっと業界全体が伸びるんじゃないかな、と思う訳です。

夢物語ですかね?でもその方が楽しいですよね。そう思いませんか?

若い方にも参加・登壇しやすいイベントは沢山ありまぁす!

学生さんは無料、とか学生割引とか色々な特典があるWeb系(IT系)のセミナーイベントですが、これは各運営者さんも非常に身を削ってというか、利益なんてものは度外視でされてると思うんです。会場費・講師の方への謝礼などで、良くてトントンのところも多いのではないでしょうか。

それでも、学生さんに来てほしいのは、上述の僕が思ってる事も少なからずあるんじゃないでしょうか。でも、なかなか行く勇気がない(そもそも人前で発表できない)という方にとっては、下記に紹介するようなイベントで、はじめの一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。

CASE1:関西フロントエンドUG 年忘れLT大会

今日のふにす出口さんのブログ記事「Web系の勉強会参加者の高齢化問題について考えてみた。」の中に、とても興味深い内容がありましたので紹介します。

「関西フロントエンドUG 年忘れLT大会」でも面白い事例がありました。
ここでは、高校生の方がLTをされたんですがその内容が面白いとその界隈では話題になってました。
この方のスライドにも書いてありますが、このLT大会ではLTをするとピザをタダで食べる事ができるという特典があったようです。

ピザ!
いいですよね!これは非常にシンプルで分かりやすいギャランティーだと思います(笑)
君もピザ食うために、何かプレゼンしてみないか?」最高じゃないですか。
例えば平日の夜とかに、こういう5分程度のLT(ライトニングトーク)が出来るイベントがあれば、告知次第では非常に面白いと思います。

CASE2:座駆動LT大会

そして、岡山県でも美味しい料理を食べることができて、発表テーマもなんでもアリというとても楽しいプレゼンイベントがあります。

その名も「座駆動LT大会」です。
このイベントは、岡山市にある、古い映画館をリノベーションしたお店で、階段状の座席に巨大なスクリーンにスライドを投影でき、しかも料理が美味い(ここ大事w)素敵な会場で年2回ほどのペースで開催されています。

その会場の素敵さは、わざわざ岡山県外からの参加者も居るほど魅力的です。
来年2月20日に開催との事ですので、興味がある若人はぜひ参加してみてください!
もちろん、発表なしで観覧だけでもOKです。
お申込みはこちらから


こんな感じで美味しい食事とユーモアあふれるプレゼンを楽しめます

もう僕も年長者の部類にはいってしまった年齢ですが、
若い方の登場の機会をもっと増やしたい、と思ってるのは僕だけじゃないはず。
これは、運営者、スタッフ、登壇者、そして参加者みんなで成し遂げたい事なんですよ。こういうの面白いかも!みたいなアイデア出しが出来たら面白いですね。

ということで、色々なセミナー・勉強会などのイベント主催者さんも色々な工夫をされてるわけです。そしてそのほぼすべてのイベントでは、初めての方は歓迎されると思います。行ってみたいんだけど、なかなか飛び込む勇気がない・・・と言う若い方(これを見てたら)グッと一歩踏み出して、参加してみませんか?

そして、来年以降、もうオッサンの出る幕ないよ!
みたいな感じで見事なセッションを見せてくれる人がどんどん現れてくれたらいいなあ、と切に思います。

※12/18追記
・広島から、毎回okwebに副司会をご担当されている堀田さんの記事が公開されました。
Web系セミナーに若い人が少ない問題」 by aicocco

長文すぎてごめんなさい(笑)

思いのたけを整理もしないままに書き綴ったので非常に長くなりました。
慣れてないので非常に時間もかかりましたww 次回、自分の本音を書くときは、もうちょい整理して、1/3くらいの分量でまとめますので今回はご勘弁をw

殆ど私見な内容で勝手に書きましたが、色々な意見があると思いますので、その場合はお気軽にご連絡くださいね。では!