プロレスゲーム語り(PCエンジンのみ)


これは「プロレス Advent Calendar」23日目の記事だ、バカヤロー!

今回の記事は、僕がプロレスを好きになるキッカケとなった、プロレスのゲーム、とりわけPCエンジン版の「ファイヤープロレスリング」(以下:ファイプロ)に触れたいと思います。「ファイヤープロレスリング」とは、HUMANという会社が開発・販売してたプロレスゲームのシリーズです。

昔、任天堂ファミコン・ディスクシステムで「プロレス」というゲームが出てたのですが、その開発を行っていたのがHUMANでした。そのノウハウを生かして(かどうか分かりませんが)ファイプロを開発されたんだと思いますが、多分HUMANの方々はむっちゃプロレス好きだったんでしょうね。

こんなに出てた「ファイプロ」シリーズ

日本のプロレスゲームの歴史を作った、と言っても過言ではない「ファイプロ」シリーズ。調べてみると、色んな世代の色んなハードにシリーズが発売されてるんですね。

  • 1989 (PCE) ファイヤープロレスリング コンビネーションタッグ
  • 1991 (PCE) ファイヤープロレスリング2nd BOUT
  • 1991 (SFC) スーパーファイヤープロレスリング
  • 1992 (PCE) ファイヤープロレスリング3 Legend Bout
  • 1992 (SFC) スーパーファイヤープロレスリング2
  • 1993 (SFC) スーパーファイヤープロレスリング3 Final Bout
  • 1994 (SFC) ファイプロ女子ALL STAR DREAMSLAM
  • 1994 (SFC) スーパーファイヤープロレスリングSPECIAL
  • 1995 (PCE) ファイプロ女子 憧夢超女大戦 全女vsJWP
  • 1995 (SFC) スーパーファイヤープロレスリング クイーンズスペシャル
  • 1995 (SS) ファイプロ外伝 ブレイジングトルネード
  • 1995 (SFC) スーパーファイヤープロレスリングX
  • 1996 (PS) ファイヤープロレスリング アイアンスラム'96
  • 1996 (SS) ファイヤープロレスリングS シックスメン・スクランブル
  • 1996 (PS) ファイヤープロレスリングG
  • 2000 (WS) ファイヤープロレスリング for Wonder Swan
  • 2001 (DC) ファイヤープロレスリングD
  • 2001 (GBA) ファイヤープロレスリングA
  • 2002 (GBA) ファイナルファイヤープロレスリング~夢の団体運営!~
  • 2003 (PS2) ファイヤープロレスリングZ
  • 2005 (PS2) ファイプロ・リターンズ

1999年にHUMANが倒産してから、その後のゲームはSpike社が出してます。ゲームは別物ですが、Xbox360でも、ファイヤープロレスリングは出てますので、息が長いゲームですね。とはいえ僕はPCエンジン版と、スーファミ版しか持ってなかったので、その後のPS版とかは殆ど知らなかったです。(でも去年、PSアーカイブ版「~G」を買いました。)というか、PCエンジン版、しかもアーケードカード専用で女子プロ版が出てたのはガチで知らなかった・・・。

まぁこんだけシリーズ出てるのですが、今回紹介するのは、PCエンジン版の初期3作です。

ファイヤープロレスリングの特色

初代から受け継がれてる点として、もっとも特徴的なのが「リングを斜め視点」にしてるという点です。従来のプロレスゲームは、横向きのリングだったのですが、ファイプロでは斜め視点にすることで、コーナーポストに投げてぶつける等の動作が出来る様になり、アツい試合運びが出来る様になってます。


斜め視点のリングはシリーズ上受け継がれている

そのほか、凶器攻撃やコーナーポスト激突などで流血したり(流血すると体力回復が遅くなる)、ダメージによって腕が上がらなくなったり、自分好みのレスラーをエディットする機能(PCエンジン3作目から)まで搭載されたりと、まさにプロレスファン向けのゲームと言えます。

タイアップ作品じゃないから出来る、夢の対決

そして、最も魅力的な特徴としては、実在の各団体の選手をモチーフにした、多様な選手たちです。当時は絶対実現不可能だ、と思ってた、新日・全日の試合をはじめ、夢の対戦カードが組めるわけです。ただ、タイアップじゃないので実名じゃないところが惜しいところですが、そんなのはあんまり問題ではありません。

開発スタッフの方も、各選手の特徴をよくつかんでて、色んな技を実装してくれてます。スーファミ版のファイプロで、初代タイガーマスクが隠しキャラで使える様になるのですが、その動きが、初めてテレビでタイガーを見た時と同じような感動を覚えました。それくらい、ドット絵でよく再現してくれてるんですよね。

PCエンジンのファイプロの登場選手を調べてみた

と言う事で、PCエンジン版1作目~3作目までの登場レスラーをまとめてみました。
一応、この記事の画面キャプチャは、わざわざPCエンジン実機を引っ張り出して撮影しましたよw(バカ)画像でまとめるのにスゴイ時間かかりましたよw でも楽しかったからOK!

3作分の選手のイラストと、架空の選手名(と、モデルになった選手名)を記載しています。ネーミングセンスの良さと、シリーズによって選手名に調整が入ったりと、調べてて面白かったですよ。苦労して作ってみたので、ぜひ見てみてください。

1作目:ファイヤープロレスリング コンビネーションタッグ


登場レスラーは16名。人選に偏りがある・・・というか、半分以上が外国人選手です。ゲームが発売されたのは1989年。ブロディはこの時点では不幸な事件でもう亡くなってますが、これは開発者の愛ってところでしょうかね。

ロード・ウォリアーズや、ガスパーズあたりが入ってるのも時代ですねぇ。
ちなみに、タイトルではコンビネーションタッグ、とありますが、タッグは実は自由には組めません。上から2名ずつのタッグなのですが・・・猪木と前田のタッグってのはやっぱり制作者の夢なんでしょうかね。

2作目:ファイヤープロレスリング2nd BOUT


登場レスラーは16人と変わらずですが、前作のロード・ウォリアーズとガスパーズなどが降り、その代り日本人選手が倍増してます。が、ほぼ新日勢で、全日派の僕としては少し寂しい・・・って北尾まで入ってますww 2nd Boutのキャラクターのイラストは、かなりうまく出来てると思いませんか?ちなみに、ビッグバン・ベイダーはリングの上ではちゃんと被り物は脱ぎますw

今回初登場のグレート・ムタは、ちゃんと毒霧を吹いて、相手を怯ませることが可能です。

ちなみに、元祖の毒霧レスラーの我らがグレート・カブキさんは、スーパーファミコン版の「ファイヤプロレスリングSpecial」、プレイステーション版「ファイヤープロレスリングG」等にて、「ザ・ミステリアス・カグラ」の名前で忍者の格好で登場します。カッコイイので、興味がある方はぜひPSアーカイブで購入を!

3作目:ファイヤープロレスリング3 Legend Bout


3作目、レジェンドバウトでは、登場レスラーが28名に増えました。ものすごいバージョンアップなのですが、いかんせんイラスト制作者が変わったのか、どうにも選手イラストが漫画チックな上に似てない・・・日本人選手に至っては下手にイケメン化しすぎてコレじゃない感がすごいです。でも、ゲーム中の画面はそんなことなくて、いつものファイプロなのでご安心を。

ファイナルバウトになって、新日偏重の選手セレクトではなくなり、キッチリと全日、UWF系などが入ってます。全日からは超世代軍の三沢、川田、鶴田軍に田上など、これで全日ファンの僕もひとまず満足な感じです。個人的に嬉しかったのが、UWFから山崎一夫が。ゲーム中もキックがすごくキレてます。カッコイイ。なんか大仁田だけすごく場違いな気もしますが、長州との因縁の対決をしても面白いかもしれません。
またぐなよ。お前またぐなよ。

あ、前述しましたが今作からエディットレスラーが使える様になりました。これであの人やこの人を!みたいな遊びが出来ます。今作で、後のファイプロとしての基本機能が完成するわけです。

スーファミ版以降進化するファイプロ

PCエンジン3作では、馬場さんが出てなかったのですが、恐らくこれはハード的な限界だったようで、スーパーファミコン版1作目では、「グレート司馬」という名前で馬場さん出てくるんです。ちゃんと「アポー」という声もあったような。

ただ、このファイプロに、当時のG・馬場夫人がクレームをつけ、以降しばらくはファイプロシリーズに馬場さんは収録されませんでした。。。。そういう事件(?)も含めて、ファイプロシリーズをおさらいするのも悪くないな、と思いました。

それを除けば、続編が出るたびに収録選手も増え、いわゆる「プロレス名鑑」的なソフトになりました。
Wikiに、ファイヤープロレスリングの登場レスラーというページがあります。
そこへは膨大な数の登場レスラーが掲載されてますので興味がある方は見てみてください。

そして、PCエンジン版は、任天堂のバーチャルコンソールで全て購入可能です。
WiiもしくはWiiUをお持ちの方は是非買ってみてください。

スーファミ版までと、PS版の「~G」は持ってますので、
もし機会があれば、スーファミ版とPS版のファイプロの紹介もしてみたいと思います。
※需要があればww

では、また。
明日の担当も実はわたくしです。


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